「ダイエットをしているけど全然痩せない!」「正しいダイエットをしているのに体重が減らない!」
このような疑問を持っていませんか。
この記事では、パーソナルトレーナーとしてさまざまな方にダイエット指導をしてきた筆者の経験を基に、全然痩せない方に知ってほしい内容を紹介します。
具体的には、痩せないときにチェックしてほしいこと、自宅でできる痩せる運動などをお伝えします。
ぜひ、最後までお読みください。
ダイエットで全然痩せないのはなぜ?
ダイエットで全然痩せないのは、たった2つしか理由はありません。
人が痩せるときは、消費カロリー>消費カロリーの状態になっているときです。
そのため、全然痩せない理由は以下しかありません。
痩せない理由
・消費カロリーが少ないから
・摂取カロリーが多いから
消費カロリーが少ないから
全然痩せないときの理由の1つ目は、消費カロリーが少ないからです。
消費カロリーは、簡単に説明するとどれだけ多く身体を動かしたかです。
消費カロリーが少ない場合は、スクワットをしたりウォーキングをしたりする必要があります。
摂取カロリーが多いから
全然痩せないときの理由の2つ目は、摂取カロリーが多いからです。
摂取カロリーは、簡単に説明するとどれだけカロリーの高い食品・量を食べたかです。
お菓子やジュースはもちろんですが、食べる量が多いとどうしても摂取カロリーが増えます。
そのため、摂取カロリーが多い場合は、摂取する食品を見直したり量を減らしたりする必要があります。
チェックしてほしい項目7選
ダイエットをしても全然痩せないときにチェックしてほしい項目は、以下の通りです。
痩せないときのチェック項目
①お菓子を食べていないか
②頑張りすぎる→緩めるを繰り返していないか
③睡眠を十分にとっているか
④水分を摂取しているか
⑤運動をしているか
⑥アルコールを毎日摂取していないか
⑦食事のバランス・量を気をつけているか
➀お菓子を食べていないか
お菓子を食べていると、摂取カロリーが増えます。
お菓子は少量でもかなりカロリーが高いものが多いです。
代表的なお菓子のカロリーは以下の通りです。
代表的なお菓子のカロリー
ポテトチップス(1袋60g):約330kcal
板チョコ(1枚50g):280kcal
ご飯が茶碗1杯で約240kcalであるため、茶碗1杯以上のカロリーがお菓子には含まれている場合が多いといえます。
また、茶碗1杯食べたよりも満腹感を感じづらいため、ついつい食べ過ぎしまう可能性が高いです。
②頑張りすぎる→緩めるを繰り返していないか
ダイエットを頑張りすぎる期間と緩める期間を繰り返していても、なかなか痩せてきません。
リバウンドをする大きな原因が、基礎代謝です。
基礎代謝は、生きているだけで消費するカロリーをいいます。
この基礎代謝に大きく関わっているのが、筋肉量です。
筋肉量が多いと基礎代謝が上がり、痩せやすい身体になります。
しかし、ダイエットを頑張りすぎて体重が減った際に筋肉量がかなり減ります。
頑張りすぎるダイエットは大変なため、継続は難しいです。
そのため、ダイエットの強度を緩めて体重が戻る場合が多いです。
体重が戻ったときは、筋肉が減った状態に脂肪がついていると考えられます。
つまり、基礎代謝が減った状態でダイエットをしないといけなくなります。
そのため、なかなか体重が減らないという状況になってしまうでしょう。
③睡眠を十分にとっているか
睡眠が十分に確保できていないと、体重は落ちづらいです。
なぜなら、脂肪の分解は睡眠中に分泌されるホルモンが大きく関わっているからです。
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、脂肪の分解や筋肉の発達などに役立ちます。
④水分を摂取しているか
水分の摂取も大事です。
身体に水分が足りないと甘い物を食べたくなるため、お菓子を食べたくなります。
また、喉が渇いたときにジュースを飲んでしまうと、摂取カロリーが増えます。
⑤運動をしているか
運動をしないと消費カロリーが増えません。
ウォーキングや筋トレをする時間を確保しないといけません。
食事制限のみでも痩せられますが、体重が減るときに筋肉も一緒に減ってしまいます。
前述したように筋肉の量が減ると、基礎代謝が落ち太りやすい身体になります。
そのため、ダイエット終了後にリバウンドをする可能性が高いです。
しかし、筋トレをするろダイエット時に減少する筋肉量を減らせます。
⑥アルコールを毎日摂取していないか
アルコールを毎日摂取していると、痩せづらいです。
アルコールは、カロリーが高いためなかなか痩せません。
アルコールは1gで7kcalあります。
代表的なお菓子のカロリー
タンパク質:1g4kcal
炭水化物:1g4kcal
脂質:1g9kcal
アルコールは、タンパク質や炭水化物よりもカロリーが高いため、毎日摂取するのはおすすめしません。
⑦食事のバランス・量を気をつけているか
食事のバランス・量に気をつけていないとなかなか体重は減りません。
野菜を多く摂取しバランスの良い食事で量を減らすと、体重は減りやすくなります。
しかし、脂っこいものが多かったりヘルシーな食品でも量が多かったりすると摂取カロリーが増えます。
そのため、なかなか体重は減りません。
チェックした項目ごと改善方法
チェックした項目ごとの改善方法を紹介します。
自分のチェックになった項目を改善し、体重を減らしていきましょう。
➀にチェック→お菓子の量を減らす・水を飲む
お菓子がどうしても好きでやめられない方は、お菓子の量を減らしましょう。
できればお菓子を食べるのをゼロにしたいですが、お菓子が好きな方は難しいです。
そのため、小分けになっているお菓子を買い食べる量を減らすようにしましょう。
また、お菓子を食べたくなったら、まず水を飲むクセをつけ、お菓子を食べづらくするのもおすすめです。
②にチェック→緩やかにダイエットをする
頑張りすぎるダイエットはやめ、緩やかに継続できるダイエットをしましょう。
ダイエットの基本は、継続です。
なぜなら、脂肪を1日で1㎏減らすのは不可能だからです。
脂肪1㎏は約7,000kcalあり、何も食べずにフルマラソンをしても消費できるカロリーではありません。
つまり、1日だけ頑張っても脂肪1㎏減らすのは無理といえます。
そのため、長い期間継続できる範囲の頑張りをするべきです。
例えば、通勤時に降りる駅を1駅前にし歩く時間を増やす、ジュースをゼロカロリーの炭酸水にするなどです。
過度なストレスにならないように変え、継続するようにしましょう。
③にチェック→睡眠時間を確保する
睡眠時間を確保するようにしましょう。
具体的には、睡眠時間は最低でも7時間程度確保するとよいでしょう。
人によって個人差があるため、自分に合った睡眠時間を探してみてください。
④にチェック→ジュースをやめて水を飲む習慣をつける
ジュースを飲む方は、水を飲むようにしましょう。
ジュースのカロリーは高いものが多いです。
代表的なジュースのカロリー
甘い炭酸飲料(500ml)→約230kcal
甘いフルーツジュース(500ml)→約210kcal
エナジードリンク(355ml)→約170kcal
茶碗1杯のご飯のカロリーは、約240kcalであるため、意外とカロリーが多いことに気づくと思います。
そのため、なるべくカロリーがゼロの水を飲むようにしましょう。
⑤にチェック→通勤・帰宅時などの運動習慣をみにつける
なるべく運動を習慣化できるようにしましょう。
運動を習慣化するためには、既に習慣化しているものに運動をくっつけるのがおすすめです。
例えば、歯磨きをするときにスクワットをする、テレビを見ているときはクランチをするなどです。
また、通勤・帰宅時にいつもよりも一駅前で降りて歩くというのもよいでしょう。
⑥にチェック→アルコールを飲む頻度・量を減らす
アルコールの飲む頻度・量を減らすようにしましょう。
アルコールを毎日摂取しているなら、週3日に変える、毎日500mlのビールを飲んでいるなら、350mlに量を減らすなどがおすすめです。
また、本当にアルコールが必要なのかを確認してみてください。
アルコールを摂取したいのではなく、炭酸を摂取したい場合もあります。
そのため、アルコールではなくゼロカロリーの炭酸水に変えるという方法もあります。
ぜひ、試してみてください。
⑦にチェック→食事の量・バランスを気をつける
食事の量やバランスに気をつけるようにしましょう。
食事の量やバランスは、個人差があるため一概にはいえません。
そのため、食事アプリを利用して必要なカロリーとバランスを確かめるのがおすすめです。
無料の食事アプリも多いため、自分に合った食事アプリを見つけましょう。
問題ないがダイエットで全然痩せないなら
チェック項目は全て問題ないけど、痩せないという方は、トレーナーに相談してみましょう。
秋田トレーニング&コンディショニング・ラボでは、プロのトレーナーが無料カウンセリングを実施しています。
カウンセリング時間は30分~1時間程度です。
ぜひ、気になる方は以下のリンクからお申込みください。
まずは、1カ月1㎏のダイエットを目標にしよう!
ダイエットは、まず1カ月1㎏の減量を目標にするのがおすすめです。
脂肪1kgは、約7,000kcalです。
つまり、7,000kcal多く消費すれば脂肪1㎏減ります。
1日に変えると、約233kcal多く消費すると1カ月で1㎏痩せられます。
食事制限を少し行い、運動をする習慣を身につければ難しくはありません。
自分のダイエットを見直して痩せよう!
今回は、ダイエットをしても全然痩せない方に向けて、チェックする項目や項目ごとの改善方法を紹介しました。
ダイエットで痩せないのは、ちょっとしたことかもしれません。
この記事を参考に自分のダイエットに役立てていただければ、幸いです。
もし、トレーナーにダイエットに相談したいという方はお気軽に秋田トレーニング&コンディショニング・ラボにご連絡ください。
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