「筋トレは毎日やった方がいいの?」筋トレを毎日やるのがダメな理由ってなに?」
このような疑問を持っていませんか。
この記事では、毎日トレーニングをするのが良いのか悪いのかトレーナー目線で解説します。
毎日トレーニングをするデメリットやメリットの紹介や、実際に毎日トレーニングをする際の注意点もお伝えするため、ぜひ最後までお読みください。
【結論】筋トレは毎日やった方がいい
結論、トレーニングは毎日やった方がいいです。
しかし、注意点を守らないとトレーニングを毎日するデメリットの影響を多く受けてしまいます。
そのため、まずはトレーニングを毎日するメリットとデメリットを理解しましょう。
筋トレを毎日するデメリット
トレーニングを毎日するデメリットは、以下の通りです。
①筋肉の回復が追いつかない
②柔軟性が低下するリスクがある
③怪我のリスクが高まる
①筋肉の回復が追いつかない
トレーニングを毎日すると、回復が追いつかない場合があります。
毎日、同じ部位を鍛えていると筋肉にとって過度な負荷となり、筋肥大ではなく筋肉が減るリスクが高いです。
例えば、かっこいい胸板を手に入れるために毎日ベンチプレスをすると、逆に大胸筋の筋肉が減少する場合があります。
つまり、筋肥大をしたいと思っている方にとっては逆効果になるでしょう。
②柔軟性が低下するリスクがある
トレーニングを毎日すると、柔軟性が低下するリスクがあります。
正しいフォームと正しい負荷でトレーニングをすると、柔軟性が向上します。
しかし、同じ部位を毎日鍛えると過負荷となり逆に柔軟性が低下するでしょう。
柔軟性が低下すると、可動域が下がります。
可動域が下がると動かせる範囲が狭くなるため、日常生活での消費カロリーが減少するでしょう。
そのため、1日のトータルでの消費カロリーも減り太りやすくなります。
③怪我のリスクが高まる
トレーニングをすると、怪我をするリスクが高まります。
トレーニングをして筋肉痛が起きると、痛みで翌日に正しいトレーニングフォームでトレーニングできません。
誤ったトレーニングフォームはトレーニング効率を落とすだけでなく、他の部位に過度な負荷を与えます。
そのため、怪我をするリスクが上がるでしょう。
筋トレを毎日するメリット
トレーニングを毎日するメリットは、以下の通りです。
①1日の消費カロリーが増える
②筋トレを習慣化しやすい
③筋トレをする時間が短くなる
①1日の消費カロリーが増える
トレーニングを毎日すると、1日の消費カロリーが増えます。
人が痩せるためには、摂取カロリーよりも消費カロリーが多い状態にしないといけません。
つまり、ダイエットを成功させるためには摂取カロリーを減らすか消費カロリーを増やす行動が必須です。
トレーニングは、座ったり寝たりしているよりも消費カロリーが増えます。
そのため、ダイエットを成功するには、筋トレを毎日するのがおすすめです。
②筋トレを習慣化しやすい
トレーニングを毎日すると、習慣化しやすいです。
○日おきに筋トレをする方法だと、「昨日はやっていないから今日もいいや」と思いやすくなります。
トレーニングを毎日する方法だと、休む日がないためトレーニングをする習慣が身につきやすいです。
トレーニングがなかなか継続できない方は、毎日筋トレをすると継続できるようになるでしょう。
③筋トレをする時間が短くなる
トレーニングを毎日すると、トレーニングをする時間が短くなります。
私も基本的に毎日トレーニングをするようにしていますが、1日30分程度で十分に身体を鍛えられます。
週1回や2回のトレーニングだと1回で全身を鍛えないといけないため、どうしても時間が増えます。
毎日トレーニングをすると部位を限定的に鍛えられるため、トレーニング時間が短くなります。
「1時間身体を動かす」よりも「30分身体を動かす」の方がハードルが低く、1日のスケジュールにも入れやすいでしょう。
筋トレを毎日する時の注意点
トレーニングを毎日する時の注意点をご紹介します。
先ほど紹介した筋トレのデメリットをできる限り減らすために、大事な注意点です。
毎日のトレーニングで高い効果を出すために、守りましょう。
- 十分なたんぱく質を摂取する
- 鍛える部位を毎日変える
- やりすぎない
- ストレッチを毎日する
①十分なたんぱく質を摂取する
十分なたんぱく質を毎日摂取しましょう。
筋肉に必要な栄養素は、たんぱく質です。
たんぱく質が足りないと、筋肉が減ってしまう場合があります。
具体的には、筋肥大・ダイエットする際は毎日以下のたんぱく質を摂取してください。
体重1kgあたり1.5〜2.0g
②鍛える部位を毎日変える
鍛える部位を毎日変えましょう。
前述したように同じ部位を毎日鍛えると、その部位の筋肉は過負荷になってしまいます。
鍛える部位を毎日変えると筋肉が休む時間ができるため、そのデメリットを解決できます。
上半身→下半身のように鍛える部位を変えていきましょう。
③やりすぎない
やりすぎは注意しましょう。
ひどい筋肉痛になったり、痛みがあるに鍛えたりするのはやりすぎです。
ひどい筋肉痛や痛みがある時は、休むことを最優先させましょう。
④ストレッチを毎日する
毎日のトレーニングで柔軟性を低下させないために、ストレッチを毎日しましょう。
ストレッチは柔軟性を向上させるだけなく、副交感神経を有利に働かせる効果があります。
そのため、寝る前にストレッチをするのを習慣化させましょう。
筋トレを毎日する場合のメニュー
トレーニングを毎日する場合のメニューを4日分紹介します。
「毎日身体を動かしたいけど、どんなメニューが良いか分からない」という方は参考にしてください。
1Day
1日目は、上半身の押す系の筋肉を鍛えましょう。
①ベンチプレス
②インクラインダンベルプレス
③ダンベルフレンチプレス
④ディップス
2Day
2日目は、上半身の引く系のトレーニングをしましょう。
①ラットプルダウン
②シーテッドロー
③アームカール
④ハンマーカール
3Day
3日目は、下半身を鍛えましょう。
①スクワット
②レッグプレス
③レッグエクステンション
④レッグカール
4Day
4日目は、体幹のトレーニングをしましょう。
①クランチ
②クロスクランチ
③フロントブリッジ
④サイドブリッジ
ダイエットやボディメイクは専門家にご相談を
ダイエットやボディメイクに悩んでいる方は、専門家に相談をしましょう。
なかなか痩せない、筋肉がつかない場合は何らかの問題が生じている場合があります。
プロのトレーナーに相談をすると、あなた自身の問題に気づき教えてくれるでしょう。
秋田トレーニング&コンディショニング・ラボでは、トレーナーの資格を取得したトレーナーが無料でカウンセリングを行います。
気になる方は、以下からお気軽にご連絡ください。
筋トレを毎日してなりたい自分に変えよう!
今回は、筋トレを毎日するデメリットとメリットを紹介しました。
トレーニングを毎日するデメリットはありますが、注意点を守ればデメリットを減らせます。
この記事で紹介した注意点を守り、毎日のトレーニングで得られるメリットを手に入れましょう。
そして、なりたい自分に変わりましょう。
コメント